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ゆきこたんを出力してみました。

yukicotan_RP_140219_001.jpg yukicotan_RP_140219_002.jpg

HD3500MAXでゆきこたんを出力してみました。 オリジナルサイズだと
出力に超時間がかかってしまうので、かなりサイズを縮小しております。
それでも出力には結構時間がかかりました。(約15時間)

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今回、データを縮小した関係でスカートやしっぽ的パーツがすべて
相当細かい物になりました。
出力されたデータは油のお風呂にドボンします。

yukicotan_RP_140220_003.jpg

雑に弄るとパーツが折れちゃいそうなので、油風呂の中に
筆を入れ、スカートの部分を重点的にこちょこちょして
サポートを落とします。
これ、なんというか特殊な気分になるというか、あまり他人に
お見せできない感がありますね。

yukicotan_RP_140220_004.jpg  yukicotan_RP_140220_005.jpg  yukicotan_RP_140220_006.jpg

出力品を撮影してみました。
HDのviscristalは肉眼でもそうなのですが、生成り状態ですと
パーツのディテールは確認しづらいですね。
でも綺麗に出力できていると思います。

その後のprojetHD3500MAX。[post productionについて。]

mffp_HD3500MAX_000.jpg

去年末に到着したHD3500MAXですが、お仕事やテスト出力でかなりの数の
出力をこなしておりますが、今のところノントラブル。 ありがたいことです。

今回WEBであまり見ることがない、HD3000系の出力後のサポート除去について
纏めてみました。(需要があるかはわかりませんが・・・。)
購入予定の方の参考になればと思っております。

mffp_HD3500MAX_001.jpg   mffp_HD3500MAX_002.jpg

お題は以前製作したCHAN×COさん版のミクさんで行ってみます。
真ん中のデコマス(塗装済み完成品)は3年前にアナログ原型+3Dスキャン
フリーフォームでパーツ分割を行い3年前のキャラホビで発売した物です。 

隣の色つきはそのデータを再編集してテクスチャーを製作、Zプリンター
出力した物です。 サイズは約60mmです。 

mffp_HD3500MAX_003.jpg mffp_HD3500MAX_004.JPG

左側がHD3500の出力用ソフトの画像です。
HD3000系のサポートは熱で溶解させるタイプとなり、サポートの位置は
自動で設定されます。 データはこのソフト内で手動配置させる事も、自動
配置させる事もできますが、僕はライノセラスであらかじめ位置調整をした
データを出力ソフト内で再配置させる事が多いです。

今回のような一体丸ごとデータを出力させる場合は、出力モデルにがっちり
サポートがついてしままうので、ざっくりデータ配置しております。
(パーツ分割されたデータを配置する場合はデータの配置の仕方で出力品の
クオリティに変化がでるような気がします。)

今回のミクさんは少し角度をつけて寝かし気味に配置してます。(Z軸高さ=約30mm)
このデータ出力に約11時間かかっております。
ちょっとしたデータの出力でも時間がかかるのがHD系プリンターの特徴でもあると
思います。 もう少し早く出力できるとありがたいのですが。

ちなみに、HD3500MAXのみハイスピードモードという出力時間短縮モードがあるのですが
個人的にはあまり利用しておりません。 UHDモード(=29μm)が一番バランスがよい
のでは
ないかと思っております。

mffp_HD3500MAX_005.JPG mffp_HD3500MAX_006.JPG

出力終了した時点のパーツはこんな感じです。
白く見える部分がいわゆる【サポート樹脂】で、後加工で熱溶解させます。
HD3000系の複合型(積層+光造形タイプ)立体造型機の一番の特色は出力されたデータに
サポート(プラモのランナー的な物)が付かないことなのですが、サポートがついた部分と
そうでない部分で微妙に素材感が異なってしまうのが特徴でもあります。
(サポート除去した部分はうっすら梨地肌っぽくなります。)

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サポート樹脂の溶解には【温蔵庫】という冷蔵庫と反対の機能を持った装置
を使用、約60度程度の定温でサポート材をじっくり溶かしていきます。

mffp_HD3500MAX_009.jpg mffp_HD3500MAX_010.jpg

ある程度暖めますと、上の画像のようにサポート材が溶け落ち始めます。
その後、同じく約60度前後まで暖めた【サラダ油】の中に出力品を投入、
残ったサポート材を落とす作業を引き続き行います。
※本当は【コーン油】のほうがよいそうです。
この作業時、サポート材の除去力を強める為に超音波洗浄機を併用します。

事前にある程度の情報は入手していたのですが、このサポート除去の作業の
アナログ感というかローテク感にはいささか驚きましたです。

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基本的に油の中に入れておけばサポート材は溶け落ちますが、作業の効率化の為
筆で溶け落ちづらい部分を筆でこちょこちょしたりします。
その後、隣の白い中性洗剤を入れた水の中に出力品をドボンし、改めて超音波洗浄
を行います。

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中性洗剤での超音波洗浄後、もう一度細かい部分を中性洗剤をつけた歯ブラシ
でゴシゴシします。そちらを水洗い後、乾燥させればサポート除去作業は完了となります。 
今はちょうど冬なので、ガスファンヒーターの熱風にあてて強制乾燥させたりしています。

mffp_HD3500MAX_015.jpg  mffp_HD3500MAX_016.jpg

あわせて何点かデータを出力しております。
蟹は去年公開されたスミソニアン博物館の所蔵品3Dデータを縮小した物です。
この公開されている3Dデータは出力しやすいデータとして纏められていてとても
良い物なので、データを見れる環境がある方はDLしてみるとよいと思います。

mffp_HD3500MAX_017.JPG mffp_HD3500MAX_018.jpg mffp_HD3500MAX_019.jpg

蟹のデータは単純にデータ縮小した物なので、脚はかなり細くなっています。
(脚の厚みは0.2mm程度です。) 脚の部分はサポートで包まってしまいますが
形状はきちんと再現できているのが素敵です。
あと、このオジサンのデータですが3D人さんの3D DigitalDoubles Free Head Scan Model
- Facebookで「いいね!」を押してオッサンの頭部3Dスキャンモデル(テクスチャ付き)
を無料ダウンロード可能!
記事を参考にDLさせて頂きました。 こちらもよいデータですね。

mffp_HD3500MAX_020.jpg mffp_HD3500MAX_021.jpg

オリーブドラブ色の出力品は僕が所有している光造型機であるperfactory micro
造形を行ったものです。 パーファクトリーmicroは造型機に同梱されているstlデータ
編集ソフトであるmaterialise社のmagics機能限定版でサポートを追加しています。
(画像の赤く見える部分がマジックスで取り付けたサポートです。)
光造形系の出力はサポートをつけるのに工夫する必要がありますが、形状再現力は
HD系より勝る事が多いと思います。 
microはXY解像度=25μmなのですが、今回のオジサンの出力品もHD3500の出力品
よりも綺麗に出力されていると思います。

今回のHD3500MAXの造形品は↓こんな感じになりました。

mffp_HD3500MAX_022.jpg mffp_HD3500MAX_023.jpg 

mffp_HD3500MAX_024.jpg

僕はお仕事で何種類かの3Dプリンターを使う機会があり、お仕事内容とお財布の中身との
兼ね合いで今回、HD3500MAXを導入しました。

いろいろな出力機を使ってみると、それぞれの良い所や弱点も見えてくると思います。
(僕は今日もう一台FDM系の3Dプリンター>UP! plus2を発注してしまいました。)
その知識を持つと、新たな世界が広がってくるかもしれません。

ここ数年で更に高性能な機種が登場してくると思いますので、これからの展開が
個人的にもとても楽しみです。


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今回、長々とサポート除去に関して纏めたのは実はもうひとつ目的がありまして。

近日中にHD3500MAXの出力サービスを開始したいと考えております。
HD3500系の出力サービスに関しては、他企業様が既にきっちりとしたサービス化
を行っており、弱小企業(僕の会社は社員は僕だけです。)としては太刀打ちができないので
他社さんが行わないサービスをしたいと考えております。

僕の仕事場は東上野(最寄り駅はJR山の手線の御徒町駅です)にあります。
ご足労をおかけすることになりますが、出力後のサポート除去作業をセルフで行っていて
頂いた場合出力代を割引するという【サポート除去のセルフサービス】というのを考えている
のですがこれって需要があると思いますか?
(サポート除去作業に関してはレクチャーさせて頂きます。)

もしこの【サポート除去のセルフサービス】にご興味を持って頂ける様であれば、
メールフォームにご参考意見を頂けますととてもありがたいです。

通常出力(僕がサポート処理を僕が行うスタイルです。)に関しても対応可能なので、
こちらも併せてご検討頂けますとありがたいです。
現状、休日、深夜対応等もOKです。  
出力予定も現状それほど詰まっていないので、短納期等も対応可能です。

えらく長いエントリーになってしまいました。
よろしければ、出力サービスの内容の件、ご検討を頂けますと幸いです。

                                      14.02.18  株式会社mffp 藤本幸彦

3D Systems projet HD3500MAXを購入しました。

ProJet3500HDMax-Overview.jpg

少し更新をあけてしまいました。

お仕事が多忙という事もあったのですが、新しい光造形機を購入する為に

色々と画策しておりました。(特に金銭的な面で。)

購入するのは3D Systemsのprojet HD3500MAXです。

既にディーメックさんには発注は行っておりまして、現在到着を待っている所です。

折角なので、機械導入までを記事として残してみようかと思っておりますのでよかったらご覧下さいませ。

本年中に正式に稼動できるようになると良いのですが・・・。

 

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